カオスルートED6『聖戦士伝説』(Nonオーラ・マシンエンド2)

派生条件:
Nonオーラ・マシンプレイをしている。
第6章中盤でジャコバ・アオンと会見し、浮上イベントを回避。

難易度:★★★★★★★★★★
Nonオーラ・マシンで遊び続ける覚悟が必要。
最終マップが連戦扱いになっており異様に難易度が高く、
全ユニットを最高レベルまで育成していてもかなり難しい。ぶっちゃけ運頼みなところがある。

あらすじ:
ナの国のシーラ、ラウの国のエレ、そしてニー率いるゼラーナ隊。
リの騎団は、ついにその一角を削り落とすのに成功する。
この機を逃す術はない。
残る敵対勢力を一掃すべく、シュンジはドレイクの下へ援護に向かった。
が、そこで見た光景は・・・。

<<※パターンA:ミヤランの海でグラン・ガランを撃沈した後、援護に向かった場合>>
●戦闘前会話(前半戦)●

ドレイク
「撃てい!
 戦況は五分と五分ぞ!
 この戦い、敵を恐れた方が
 敗北しようぞ!」

ショット
「閣下……。」

ドレイク
「……なに、リの騎団が?」

ショット
「はっ、いかがいたしますか?」

ドレイク
「なるほど、利用させてもらおう。

 ウィル・ウィプス、後退する。
 ゲア・ガリングにも通信せいっ!」


(−−暗転−−)


エレ
「ドレイクが……退く?」

エイブ
「何かの作戦でしょうか?」

エレ
「解りません……。」

ニー
「エレ女王、じきにシーラ女王の
 グラン・ガランも合流なさいます。

 ここは敵の撤退に乗じ、
 このナブロを奪回しておきましょう。」

マーベル
「そうね、ここを抑えれば、
 有利に戦えるはず……。」

エレ
「解りました、ニー。
 エイブ、ゴラオンをナブロへ着陸……。」


(−−暗転−−)


シュンジ
「何、敵勢力だけだと?
 ナブロが奪還されたのか!?」

ニー
「リの騎団だと!」

エレ
「そんな……
 シーラ様が……討たれたのか?」

シュンジ
「……ああ、討たせてもらった。」

エレ
「シーラ様……

 貴方を倒す理由が、
 またひとつ増えました、
 シュンジ・イザワ!

 各機、リの騎団に攻撃を。
 勝負をかけます!
 決死の覚悟をもって、
 あの悪しき者たちを滅ぼすのです!」

マーベル
「シーラ様まで……
 仇を討たせてもらうわ、シュンジ!」



●戦闘(前半戦)●



●戦闘前会話(後半戦)●



ドレイク
「よし、このまま戦闘を仕掛ける。
 ウィル・ウィプス、砲撃準備せぃ。」

フィナ
「シュンジさん、
 ウィル・ウィプスとゲア・ガリングが!」

シュンジ
「さっそく動いたか、ドレイクめ。
 性急だな……。

 シーラ・ラパーナも
 エレ・ハンムも倒れた……。
 そして残ったのは……
 ドレイクとビショット。

 いずれ討つべき相手なら、
 今ここで倒して禍根を断つ!

 ウィル・ウィプスとゲア・ガリングに
 強襲をかけます。
 これが最後の戦いです、死力を尽くし
 敵を撃破してください!」

ドレイク
「来るか、シュンジ。
 ここで生き残ったものが、
 真の勝者というわけか!

 総員、かかれ!
 勝者は1人のみで良いのだ!」

ビショット
「ゲア・ガリングを守れ!
 最後まで立っていれば、
 勝利は必ず転がり込んでくる!

 バイストン・ウェルの
 支配者となるのは、この私だ!」




<<※パターンB:ナブロでゴラオンを撃沈した後、援護に向かった場合>>
●戦闘前会話●

ドレイク
「このままでは叩き合いではないか……
 無駄な消耗をするのは得策ではない、
 一時、攻撃を止め後退せよ!」

シーラ
「ドレイクたちを逃してはなりません!」

カワッセ
「シーラ様、こちらも限界です。
 一時、ゼラーナに任せましょう。」

シーラ
「……解りました、そうなさい。」


(−−暗転−−)


シーラ
「リの騎団!?」

カワッセ
「くっ……
 舵輪をまわせ、面舵いっぱい!
 リの騎団に背中を向けるな!」

シーラ
「…………。
 エレ・ハンムは敗れたか……

 やはり荷が勝ちすぎたのですね……。
 許してください、エレ女王。」

シュンジ
「何、敵勢力だけなのか?
 ドレイクとビショットは……。」

フィナ
「ひょっとして、
 やられてしまったんじゃ……。」

シーラ
「敵は単独です。
 カワッセ、後退命令を取り消しなさい。
 全力を以てシュンジの
 部隊に攻撃を仕掛けます!」

シュンジ
「くっ、やらせるか!」

シーラ
「戦士たちよ!
 総がかりである、
 この戦い、負ける訳にはまいりません!」

マーベル
「シーラ様……

 ビルバイン行きます!」



●戦闘(前半戦)●



●戦闘前会話(後半戦)●



ドレイク
「よし、このまま戦闘を仕掛ける。
 ウィル・ウィプス、砲撃準備せぃ。」

フィナ
「シュンジさん、
 ウィル・ウィプスとゲア・ガリングが!」

シュンジ
「さっそく動いたか、ドレイクめ。
 性急だな……。

 シーラ・ラパーナも
 エレ・ハンムも倒れた……。
 そして残ったのは……
 ドレイクとビショット。

 いずれ討つべき相手なら、
 今ここで倒して禍根を断つ!

 ウィル・ウィプスとゲア・ガリングに
 強襲をかけます。
 これが最後の戦いです、死力を尽くし
 敵を撃破してください!」

ドレイク
「来るか、シュンジ。
 ここで生き残ったものが、
 真の勝者というわけか!

 総員、かかれ!
 勝者は1人のみで良いのだ!」

ビショット
「ゲア・ガリングを守れ!
 最後まで立っていれば、
 勝利は必ず転がり込んでくる!

 バイストン・ウェルの
 支配者となるのは、この私だ!」




<<※パターンC:多島海でゼラーナを撃沈した後、援護に向かった場合>>
●戦闘前会話●

ドレイク
「このままでは叩き合いではないか……
 無駄な消耗をするのは得策ではない、
 一時、攻撃を止め後退せよ!」

シーラ
「ドレイクを逃してはなりません!」

カワッセ
「シーラ様、こちらも限界です。

 ゴラオンも後退するとのことです。
 こちらも前線から下がりましょう。」

シーラ
「やむをえないか……。
 解りました、そうなさい。」


(−−暗転−−)


シーラ
「ウィル・ウィプスが退き、
 ゲア・ガリングも下がった……。
 これでは動くに動けない。
 どうしたものか……。

 何、シュンジ・イザワか!?」

シュンジ
「何、敵勢力だけなのか?
 ドレイクとビショットは……。」

フィナ
「ひょっとして、
 やられてしまったんじゃ……。」

シーラ
「敵は単独です。
 カワッセ、後退命令を取り消しなさい。
 全力を以てシュンジの
 部隊に攻撃を仕掛けます!」

シュンジ
「くっ、やらせるか!」



●戦闘(前半戦)●



●戦闘前会話(後半戦)●



ドレイク
「よし、このまま戦闘を仕掛ける。
 ウィル・ウィプス、砲撃準備せぃ。」

フィナ
「シュンジさん、
 ウィル・ウィプスとゲア・ガリングが!」

シュンジ
「さっそく動いたか、ドレイクめ。
 性急だな……。

 シーラ・ラパーナも
 エレ・ハンムも倒れた……。
 そして残ったのは……
 ドレイクとビショット。

 いずれ討つべき相手なら、
 今ここで倒して禍根を断つ!

 ウィル・ウィプスとゲア・ガリングに
 強襲をかけます。
 これが最後の戦いです、死力を尽くし
 敵を撃破してください!」

ドレイク
「来るか、シュンジ。
 ここで生き残ったものが、
 真の勝者というわけか!

 総員、かかれ!
 勝者は1人のみで良いのだ!」

ビショット
「ゲア・ガリングを守れ!
 最後まで立っていれば、
 勝利は必ず転がり込んでくる!

 バイストン・ウェルの
 支配者となるのは、この私だ!」

特設コラム
『カオスルートのNonオーラ・マシンプレイが死ぬほどツライ3つの理由』


1.最終マップが連戦扱いで回復・補充ができない。(ロウルートは?:単発マップです)

一番の問題点がコレ。後半戦で、ウィル・ウィプス&ゲア・ガリングという二巨大戦艦を相手にするというのに、その前にDPの回復及びアイテム補充のインターバルが無い。ただでさえ強獣6匹という貧弱騎団で、巨大戦艦+取り巻きオーラ・マシン群を相手にするのは青息吐息だと言うのに、前半戦を戦い抜いたボロボロの状態で挑まねばならないのである。鬼の仕打ちですか!

これは前半戦終了後に、即ドレイク陣が発砲してくるというストーリー展開上仕方ないんじゃないの?、と思われる御仁もおられるかもしれない。が、別ルートのシナリオでは、いかにも連続しているようなストーリー展開なのに、ちゃっかりインターバルが入る箇所が数箇所見受けられるのだ。ゲームバランス上の救済措置と言えるだろう。

だが、このカオスルートのNonオーラ・マシン最終マップにはそれが無い! どう考えてもテストプレイがきちんとされていないんじゃないか?と思う。

最低限のチェックは行ってるかもしれないが、だいたいフラグやバグのチェックなんてものは、デバッグ用プログラムの入ったディスクで、レベル99の無敵ユニット等を使って行われることが多い。きちんとレベル1から育てたユニットで本当にこのエンディングルートのテストプレイがこなされていたのか、かなり疑問である。

ちなみに攻略本のライター陣も製品版ではなくデバッグ用ディスク(もしくはβ版か?)を用いて記事を執筆したようで、Nonオーラ・マシンルートの記事には「値段は高いが必ず予備パーツ(DP完全回復アイテム)を装備し」「予備パーツを最後の手段として」「ギリギリまでDPが減ってから予備パーツで回復を」等々の記載が見られる。

強獣に予備パーツが装備可能なら苦労しねぇっつーの (´・ω・`)



2.巨大戦艦2隻が相手になる。(ロウルートは?:どのマップでも最高1隻です)

本ゲームのシステム上、Nonオーラ・マシンプレイの嫌な敵は、最新鋭のオーラ・バトラーなどでは無く、ひたすら射撃してくるオーラ・ボムやオーラ・シップである。

これは、接近戦のダメージがパイロットの技量ステータスに依るところが大きいのに対し、射撃戦のダメージは射撃側の火力と目標側の装甲差とユニット本来の性能に依るところが大きい為。つまり、強獣のような貧弱なユニットを使っていても、パイロットがレベル40の聖戦士ならば、ズワァースから斬りかかられても2桁程度ダメージで済ませることが出来る。が、逆にナムワンから直撃を受けると、その辺の雑魚オーラ・バトラー同様に3桁ダメージをくらってしまうのである。

そんなわけなので、重火力を持つオーラ・バトル・シップというのは、強獣にとって最悪の敵と言える。そして、この最終マップではその敵を2ユニット同時に相手にしなくてはならないときたもんだ!

待て待て、オーラ・バトル・シップは機動性が低く命中精度は低い。こちらのパイロットのレベルが高ければ、そうそう当たらないのじゃないか?とSLG慣れした人なら気づくかもしれない。が、それは気休め。

このゲーム、命中率下限が30%とよう分からない設計なのだ。某スパロボ世界のでのオーラ・バトラーのように命中率5%でヒョイヒョイ避けまくるというのは無理。どんなにレベル差があっても、どんなに機体性能差があったとしても、30%の命中率=約3回に1回は被弾してしまうのである。

はい、最終マップの恐ろしさが理解できてきましたね? 一撃で強獣のDP半分近くを奪う重火力の巨大戦艦がお相手です。そして、そのお相手は2隻同時に出現します。そしてそして、連戦なので計4隻倒すまでお相手は続くのです。休憩無しで。ふっふっふ・・・はっはっは・・・。

責任者出てこいや (´・∞・`)



3.強獣の入手ユニットが貧弱。(ロウルートは?:そこそこ充実。下の対比図を参照)

Nonオーラ・マシンプレイで入手できる強獣ユニットは以下の通り。

  P−ドラグーン
(ゲド、ダーナ・オシー並)
パンツァー亜種
(ボチューン、ビランビー並)
強化パンツァー
(ビアレス、ライネック並)
カオスルート
(初期ユニットx6)

(2章x1、6章x1)

ロウルート
(初期ユニットx6)

(2章x1、6章x3)

(6章x1)


そして、Nonオーラ・マシンプレイのリの騎団は6人構成止まりなので、最終決戦時の構成はこうなる。(カオスルートはトッドが仲間にできるが、レンが抜けてしまうので結局6人)

  最終決戦時のベスト構成
カオスルート パンツァー亜種x2P−ドラグーンx4
ロウルート 強化パンツァーx1パンツァー亜種x4P−ドラグーンx1


・・・これって何のイジメ?

ただでさえ「連戦」+「巨大戦艦が複数相手」という悪条件に加え、頼りになるのがボチューン並の機体2機で、残りはゲド並最弱クラス4機を使い回して、出撃せねばならんのである。カオスルートの虐げられっぷりがよく分かる。

まぁ、大目に見て「強化パンツァー」が無いのはいい。一応設定上、善きオーラ力に与する正義の強獣なので。だがしかし!「パンツァー亜種」の数の差は何よ!?「パンツァー亜種」は2章で1機手に入る後、6章のフリーシナリオで再び追加されるのだが、同じようなフリーシナリオでロウルートが3機追加されるのに対し、カオスルートの追加は1機のみである。何なのこの差!?何なのこの貧困!?教えておじいさん!助けてドラ○もん!

これまた私の勝手な推測なのだが、ロウルートの「パンツァー亜種」追加も元々は1機のみだったのではないかと思う。全シナリオ見回しても、同名の機体が一気に複数手に入るのは、ここだけなのだ。かなり例外的扱いである。なので、元々ここでも1機しか入手できなかったものを、テストプレイの結果、Nonオーラ・マシンプレイが難易度キツすぎってことで、救済策として3機に増やしたのではないだろうか?

だったら!だったらである!カオスルートの方も3機に増やしとかんかいっ!!勝手な推測で勝手に怒りをぶつけるのもアレだが、そうとしか思えないんだもん!とにかく!ともかく!

テストプレイ担当者はちゃんとレベル1から育てて検証しましょう。
あと攻略本ライターは製品版使って書け (´・ω・`)



−−以上。

●エンディング●

 (BG:バイストンウェル遠景(平時Ver))
聖戦士伝説エンド ラウの国のエレ・ハンム。
クの国のビショット・ハッタ。
そして、ナの国の女王シーラ・ラパーナ。
アの国の覇王ドレイク・ルフト。

バイストン・ウェルにおける戦乱の世を戦ったこれらの英雄は、コモンの世界からその国ごと姿を消した。

聖王国リ……。

後の世でそう呼ばれることになる王国が、今はただ残るだけである。

伝承通りに国を救い、光と共に天に還った、
一人の男の伝説と共に……。

comment:
まー・・・何と申しましょうか・・・。

上の特設コラムで述べてる通りです。
ツライんです。
ツラすぎなんです。

正直に報告しましょう。

私、クリアできてません。

正確には、上のテキストで紹介している通りストーリー展開が3パターンあるのですが、パターンBとパターンCがクリアできてません。辛うじてパターンAのみクリアできたので、超レアな(つってもBG使い回しでナレーションが違うだけだが)エンディングを拝むことができた次第です。

パターンの違いを解説しますと、

  ◆パターンA:
   前半戦(ゴラオン&ゼラーナ隊) → 後半戦(ウィル・ウィプス&ゲア・ガリング)

  ◆パターンB:
   前半戦(グラン・ガラン&ゼラーナ隊) → 後半戦(ウィル・ウィプス&ゲア・ガリング)

  ◆パターンC:
   前半戦(グラン・ガラン&ゴラオン) → 後半戦(ウィル・ウィプス&ゲア・ガリング)

一見して分かる通りパターンCが難易度が高いです。巨大戦艦4隻を撃沈しなくてはなりませんから。パターンA&Bに出てくるゼラーナ隊もそこそこの戦力ですが、特設コラムで解説したように、接近戦に関してはパイロットのステータスでカバーできるので、ビルバインの相手をシュンジにまかせれば大した被害は受けません。ゼラーナも火力の高い戦艦ですが、この時点ではパイロットがドワなので行動ゲージの溜まりが遅く(ニーがパイロットになっているマップのゼラーナはやたら強い)、集中攻撃をかければ被害が軽微なうちに沈められるでしょう。

で、残るパターンAとパターンBの違いですが、パターンAはマップが「ナブロの砦」になります。ここは障害物の多いマップなので、巨大戦艦は動きにくく、距離を詰められずに済むのです。オーラ・バトラーを相手にする時も、障害物を盾にして側面や背面を取られることを防ぎやすくなっており、地味に累積ダメージを軽減することができます。

一方、パターンBの戦場となる「ミヤランの海」マップは障害物が一切ありません。そのため、敵オーラ・バトラーから側面・背面攻撃をくらいまくる上、巨大戦艦も一直線に距離を詰めてくるので、P−ドラグーンが集中攻撃されると、それこそ1ターンで撃墜されてしまいます。はっきり言って勝機が全く見えませんでした。

てことで、このエンディングを自力で視聴なさりたい方には、パターンAをオススメします。パターンB&Cをクリアなされた方で、攻略のコツなどありましたら是非ご教授ください <(_ _)>(レベル上限突破やらチートプログラム使用やらは無しよ?)


・・・と、肝心のエンディング内容に触れてなかった(笑)

エンディング内容としては、ロウルートのオーラ・マシン排除エンド同様のグッドエンド。しかもこっちでは一小国だったリが、聖王国を冠した大国にまでなっている。敵味方関係なく周囲の国を潰した結果なわけだが、機械を排除しようというバイストン・ウェルの意思を鑑みれば、正しい行為であると言えよう。

原作でショウは、自らも機械を使いながら戦う心構えを「毒を以て毒を制す」と言っているが、このルートのシュンジは自らは毒を用いることなく周りの毒を制したわけだ。カオスどころか究極のロウなプレイのエンディングである。


シーラ様ラブ度:♡♡♡♡♡
もうラブがどうとか、そういう次元じゃないから・・・。生き延びるので精一杯・・・。