カオスルートED1『ミ・フェラリオ』(ノーマルエンド/バッドエンド1)

派生条件:
第7章でショットと会見していない。または会見していても申し出を断っている。
第8章中盤の大西洋またはロンドン戦で、敵巨大戦艦にトドメを刺せずに逃げられている。

難易度:★☆☆☆☆
ショットの提案に乗らなければOK。
敵巨大戦艦の条件の方は撃沈する方が難しく、普通にプレイしていると逃げられる展開になる。

あらすじ:
ウィル・ウィプスも合流し全勢力がヨーロッパに集結、全面対決の時がきた。
右翼を任されたシュンジは、ヨルムーンガントともにリの騎団に出撃命令を出す。

●戦闘前会話●

シュンジ
「グラン・ガランにゼラーナ!
 右翼は鬼門だったか……。」

シーラ
「ヨルムーンガント……
 シュンジ・イザワ。
 以前よりはるかに禍々しく感じる……。

 これもこの空域に残る、
 悪しきオーラ力の影響か……。」

レン
「シーラ様、ご指示をお願いします!」

シーラ
「…………。

 総掛かりである、各機、
 目の前の敵をせん滅せよ!」

ニー
「各機、何としても
 ヨルムーンガントを撃破しろっ!」

ショウ
「ああ……墜としてみせるっ!」

マーベル
「この戦い……負ける訳には!」

シュンジ
「くっ、ここで墜とされる訳にはっ!」



●戦闘●

(グラン・ガラン撃沈時)
シーラ
「私の力……及ばなかったか……。

 せめて……
 この空域に散らばる、
 悪しきオーラ力……
 それだけでも……消えよっ!!」
●エンディング●

 (BG:フルCGムービー)
ミ・フェラリオエンド1 戦いが終わりを告げようとしていた。

善きオーラと悪しきオーラがせめぎ合い、混沌した状態になったその一瞬……、

ナの聖女王シーラ・ラパーナが、その隠されたオーラ力を開放した。


……挑む者、

……憎む者、

……護る者、

……戦う者、


その空域に集まった全ての存在が、聖女王の霊力により浄化されていく。


巨大なオーラの力は全ての魂を包み込み、

戻るべき世界へ……、

バイストン・ウェルへと戻っていった……。


そして全ての存在が浄化された後に、一人のミ・フェラリオが残っていた……。

 (BG:満月の海+空を舞うリーンの光)
ミ・フェラリオエンド2 彼女は地上人の手厚い看病を受けながら、バイストン・ウェルの事々を語ってくれた。

そして月夜の晩……、

フェラリオは人々の前から姿を消し、二度と帰ることがなかった……。



それ故に、

ミ・フェラリオの伝える

バイストン・ウェルの物語を伝えよう……。

comment:
原作準拠エンドなので一応ノーマルエンドとしておく。バッドエンドだけど。でも普通は辿り着かないのでご安心(笑)

ショットと会見し、彼の提案を受け容れていると回避できてしまうというのがネックで、その彼の提案つーのは「ブブリィ要らない?」てものである。断る理由が無い。そして、この裏取引が成立していると、何故かシーラ様は浄化を発動しないのである。普通にプレイしていれば新ユニット獲得のチャンスをわざわざ棒に振る選択はしないので、そうとは気づかないうちに、このエンディングは回避されているわけだ。

エンディング内容は完全に原作の最終回まんま。ロウルートの浄化エンドでは流れない「それ故にミ・フェラリオが伝える〜」の件もきちんとかかる。こちらの方が正式なエンディングっぽい。

ところで「故意に」であろうが、このミ・フェラリオが誰なのかが伏せられている。原作通りならチャムだが、ゲームとして考えるとフィナでもおかしくない。さらにグラン・ガランもいたわけでエルかベルの可能性もある。て、ベルが語るのは無理があるか。とりあえずエンディングタイトルとしては「ミ・フェラリオ」とぼかしておきました (´∇`;)


シーラ様ラブ度:♡♡♡♡♡
完全に敵同士ですしね。「禍々しい」とか言われちゃいますし。愛の欠片もありませんね。ちなみに「以前よりはるかに〜」と比較級でなじられますが、ルート選択しだいではここを初顔合わせの舞台にセッティングできたりします。その場合は台詞変わるんでしょうか?試してません。ま、多分変わらないと思います。

まったくの余談ですが、嵐の玉イベント通過済みで、ミヤランの海で再会した場合のみ「負けません、私は。あなたが自分の間違いに気づくまで!」とか萌え台詞を吐いてくれます。他のマップも全て嵐の玉イベントの有無で台詞が変わってたりしたら、神シナリオだったんですがね〜、俺的に。